はてなさんのオウンドメディア勉強会にて、少しお話させていただきました。こういうことは初めてだったのでテンパりまくり。備忘録までに準備したこと、今後の反省も踏まえて忘れないうちに備忘録。(すでに2週間弱経っていることは内緒。)
登壇までの経緯
もう、ぐるなびを辞めて3年弱経つのに、みんなのごはんの集まりに呼んでいただいた私。授乳が終わり、ひっさびさに好きなだけ飲酒できることになった私は、白ワインをぐびぐび飲んでいた。そこではてなの方にお声がけいただき「勉強会で登壇しないか?」とお誘いいただいた気が大きくなっている私は「やりますよ!」とノリノリで返事をしたのだった。
登壇までに発生したこと
そのときは、お酒の力もあったが仕事がそこまで忙しくなかった。ようやく息子が保育園に慣れて、なんとかかんとか風邪も対してひかず、ぼちぼち私も仕事に本格復帰しようかな?などと考えている最中だったのだ。だからいけると思っていた。
時間と気持ちのゆとりさえあれば、あとはなんとかなる!が私のモットー。
でもよくよく考えたら外部でお話するの初めてだし、最近そこまでメディア運営系に携わってるわけじゃないから、参加される方に役立つ話する、と考えると結構、いやかなり大変だということがだんだんとわかってきた。
さらにさらに。
秋に入り、寒暖差が激しくなると家族がバッタバッタと倒れては起き上がりを繰り返していた。息子がもってくる鮮度の高い風邪菌は初老の夫と日々の育児と仕事の両立に疲れた私をあっというまに蝕んでいった。
この頃から、本当に大変ありがたいことに仕事が結構忙しくて、今回の登壇の資料は土日にやるしかない状態になっていた。だがしかし、旦那→私→息子→旦那→息子・・・・と順々に風邪をひくので、土日はワンオペか寝込んでいる状態。作業する時間がどんどんなくなってきた。
これがね、普段やっている仕事だったら、うおりゃあああああああ!でどうにかなる経験と技術があると自分でも思っているんだけど、不特定多数の前で話すとなると話が違う。私はこう見えて心が弱いので、ギリギリになると心身ともに憔悴してしまう。だから普段もかなり余裕をもってすべてを勧めているのだが、今回についてはそれがまるでできなかった。
まじで終わりや。誰か助けて。死ぬ。もう死ぬしかない。
登壇までの1週間毎日そう思っていた。
登壇まで残り1週間の踏ん張り
旦那の風邪は悪化に悪化を重ね、その後喘息にまでなった、という後日談はさておき、登壇までの残りの3日間、私は夜なべして資料を作った。
ときには、元上司に資料を見ていただき、ときには、お世話になっている方に資料を見ていただきフィードバックをもらった。こうしてみると自分の周りには優しくていい人ばかりだな、と実感する。
ただ、ここで緊急事態が発生する。登壇前日にして息子が発熱をともなう風邪をひいた。風邪をひくということは、一晩中ぐずぐず起きる息子を対応し、昼間は自宅で看病するひつようがあるため私の体力を大幅に削っていく。
というわけで、資料を完成させ一通り流れを練習したのは登壇前日の夜23時半だった。この日の夜だけは旦那にお願いして息子の看病をかわってもらった。といっても息子の風邪はかなり回復しており一晩中ぐずるということはなかった。本当によかった。
深夜0時を周り、一人でぶつぶつ呟く→資料修正を繰り返し、ひたすら資料とプレゼンの練習に勤しむ。なお、この時点で資料の内容はあっても表紙もないし、絵がついていない扉スライドもたくさんあった。
深夜2時、全て通しで練習し想定していた時間(30分)を超えて35分だったが、当日は緊張して早口になるだろうし、まぁ許容範囲かなと思ってとりあえず眠りについた。ちなみに、仕事の関係上翌日は6時起き。途中息子がおきると対応するので実質3時間程度しか寝ていない。こんな睡眠時間でやれるのだろうか。私。
登壇する当日
私は睡眠時間足りないと駄目な人間で、朝からめちゃくちゃ体調悪かった。食べたら吐く、乗り物乗ったら気持ち悪くなる。そんなコンディションだった。駅につくと人。あーこれ絶対体調悪くなるわ、秋口って電車の空調管理が微妙で暑いのに暖房かかっていたり、寒いのに暖房止まっていたりと不安定じゃないですか。
だから、これはもう無理だ、と思い、人生で2回目のグリーン券を購入した。
1回目はまだ新卒くらいのとき、川崎かどっかで路線火災があって家に帰る電車が軒並みとまっていたとき、つかれすぎて座りたすぎてグリーン車に乗って路線火災がおさまるのをまっていた。気づいたら寝てて、はっと起きたら乗った駅から動いていなかった。時計は1時とか回っていた気がする(記憶が曖昧)
グリーン車は疲れた人間のためにある・・・!そう思って意気揚々とグリーン車を待っていたがのだがのり口間違えて待っていて結局、地元駅からはのれず、次の駅からグリーン車に乗車した。なお、途中駅まで座れずのり口を間違えたことは心底後悔している。
全然関係ない話に何文字使ったんだ。
そんなこんなで当日。ちょっとだけ早めに、はてんさんんへ。はてなの社員さんと色々お話していたらかなり緊張が解けなんやかんやで、穏やかな気持でお話できました。皆様が私の話を聞いてどれくらい役立つと思っていただけたかは、わからないけれど一つでも役に立てる話があったら嬉しいなと思った次第。
私もできるだけ、資料ばかりを見ず、早口にならず話せたかなと思った。
初めて登壇の振り返り
- 準備は早いに越したことはない
- 見出しベースで作っても話すとかなり変わるから安心しない
- 通しの練習はマジで大事
- できれば誰かの前で練習したほうがいい
- 練習するときは時間を計る
- 文字は大きく
- 資料の上の方に文字を開く
- 人からのフィードバック大事
息子という何がおきるかわからない爆弾を抱えている私はスケジュールのバッファをとらないといけない。それが骨身に染みてよくわかった。