私の記憶力を担保するためのブログ

元々記憶力がいい訳じゃないけど子が生まれて記憶力に不安を覚えるよになったのでいろいろ記録しておく。

last of us 2が面白かったけど2周できる時間確保できないから、3が出たときのための備忘録

6末に発売されたLast of us 2。ずーっと待っていたラスアス2。

が、7月前半はバッタバタ。仕事の調整やら息子の風邪やら・・・。

予約して発売日にはDLしていたのに、やっとクリアしたのが7月25日。発売日からほぼ1ヶ月たっている。

 

さすがにラスアスはグロいし、人間殺すしで息子の前ではできず、プレイ時間確保がなかなか大変。でも夜なべしてクリアしました。

 

というわけで次回作が出るのか・・・はわからないけど、思ったことなどを記録しておく。あー本当はプレイ直後に記録しておくべきだったな・・・。

 

ネタバレを大いに含むので要注意。

 

心がざわつくストーリー展開

今回のテーマは「復讐」。

ジョエルに父親を殺されたアビー、アビーにジョエルを殺されたエリーが復讐を果たすための話。

前作をプレイした身としてはジョエルの良いとこも悪いとこも全部知っているわけで、最初はジョエルを殺したアビー許せん!!!状態になる。しかもおなじみ山ちゃんが声優をやってるからどこか親しみがあるんだよね。だから尚更、アビー酷い!!!悪魔!!!と思ってしまう。

 

この時点で、心はエリー復讐肯定派なのだ。

 

エリー編の最後で何かとピンチを助けてくれてお兄さん的な存在だったジェシーまでアビーに殺され、トミーまで囚われている・・・というところでエリー編は終了。もうアビーひどすぎるという気持ち100になっている状態で、アビー編に移行。

 

ええええ!?今まで敵だったやつプレイすんの!?!?!というか、どんだけストーリー長いんだよ。と思いながらシアトル1日目からのアビーを体感する。WLFの中で信頼も厚く、真面目な軍人っぽさがある一方でお父さんと幸せに暮らしていた頃、オーウェンと付き合っていた頃などアビーの人間らしさを知るにつれて、この子も悪い人間じゃないんだな、と思い始める。

 

そしてジョエルに復讐を果たしたアビーを通して復讐を果たしても何も変わらない。むしろ、モヤモヤとした気持ちが残るのではないかという気持ちになってくる。アビー編の途中でWLFと敵対関係にあるセラファイトの子供二人を助けることで、アビーを見る目がどんどん変わる。

 

必死で助けようとする姿。助けるためだったら今まで従順に従っていたWLFをも裏切る。情に厚く優しいアビーに心を打たれる。

 

そう思い始めた矢先、次々とアビーの仲間がエリーとトミーによって殺される。

そして、エリー編で自分が操作したオーウェンとメルが殺された時点で、エリーひどすぎる・・・と今までの気持ちが逆転する。

この時点でエリーの復讐を肯定してきた気持ちがなくなり、どうしてこんなに争うんや・・・平和になってくれ・・・。と、心がザワザワするような気持ちになる。

 

1つのゲームで、ここまで感情が動かされるなんて、すごい。発売日を首を長くして待った甲斐がありました。

 

あと、犬殺すの辛い。やめて。特にアリスは人形投げてあげたり一緒に旅をしたりしたので、本当につらかった。人間よりも犬を殺すほうが辛いなんて外道と思われるかもしれないが、動物は悪くないやん・・・。人間に利用されているだけだし。

 

一番愚かなのは人間なんだな・・・。

 

エリ-とディーナの関係性と最後の鬱展開

一部ではエリーの同性愛の部分が批判されていたそうだが、なんで批判されていたのだろう。(ネタバレが怖くて記事たちをちゃんと読んでない。)

個人的には同性愛が云々というより、突然ラブの展開から始まるところが前作のラスアスと全く違った趣だから戸惑った。誰が誰かわからんうちに、あの人が元カレだの好きな人だの、キスしただの言われて混乱した。

 

でも、私は異性愛者だけど、話が進むにつれてエリ-とディーナは女性同士だからこそお互いのことを上手に察することができるところが素敵だなと思った。辛いとき、やっぱり女性同士のほうがわかりあえることが多い。女性だからこそわかることがある。

例えば、生理前不安になったりイライラしたりするといった経験があるから、同じ状況の友人をみたとき察して声をかけられる。そういう女性にしかわからないことがわかりあえるからこそ素敵だな、ちょっと羨ましいなと思ってしまった。

 

特に、アビー編が終わった後ディーナとエリ-で牧場近くで暮らしていたシーンを見ていたら、素敵なカップルだなと和んだ。これでエンドロールなんて素敵やんと思っていました。

 

ええ。思っていたんです。

もうここで終わりでええやんて。素敵やんて。

 

この後の鬱展開に持っていくには最高に気持を上げてきたなって感じですね。

 

ある日、トミーがやってきてアビーの居場所を知らせる。

それでエリ-は再び復讐に駆り立てられるわけだけど、まじで心が痛かった。もうプレイしたくない。アビー達のことは、そっとしとこうよと。ディーナも説得していたけど、諦めてるんだろうなって思った。

 

きっと、ディーナの息子JJは、ジョエルとジェシーからとったんだな、素敵やんって思っていた頃の気持ちを返してほしい。

 

もうこれ以上エリ-とアビーが殺し合ってほしくない、でも続きが気になる。

鬱展開とはまさにこのこと。

やりたくないのにやるという初体験でした。

 

今までゲームで怖くて進められないと思ったことはあった(Dの食卓など)けど、これ以上殺し合いしないでほしいという理由でやりたくないという気持ちになったのは初めてだった。もうすっかり感情移入してしまった。

 

アビーたちはファイアフライを探す途中で、結局WLFに捕らわれてしまう。

最後のエリ-編で囚われたアビーを探し出すのだが、そこでWLFに捕まったアビーは筋肉隆々で強くて勇ましい姿ではなく、すっかり筋肉が落ち体が細くなった、アビーの過去の記憶で出てきた少女の頃の姿に似ていた。

 

人間は筋肉から落ちていくから、この描写だけでアビーがどれくらい厳しい生活をしていたのか、飲まず食わずで吊るされていたのかがわかる。

 

そこからのエリ-VSアビーだ。アビーは戦わないと伝えたものの結局戦うことに。この時点で私の気持ちは完全に気持ちはアビー側。アビー編で復讐した後を体感しているからこそ、エリ-のこの行為に意味なんかないことがわかっており、そう感じるのかもしれない。

にもかかわらず、アビーと戦わないと行けない・・・・

 

 

まじくっっっそ鬱展開

戦いたくね-----

 

殺しちゃうのかな・・・殺しちゃうんだろうな・・・。だってエリ-だもん。

もう本当に進めるのが辛かった。

でも攻撃しないとやられるし、辛いを引き伸ばすのも辛いから進めた。

 

ただ私の予想を裏切り最後の最後でエリ-がアビーを殺さなかったのが本当に救いだった。

 

殺すのを思いとどめたのは、ジョエルが必死にエリ-を守ったときのようにアビーも必死にレブを守っていたからなのだろうか。ジョエルがエリーを守るためにファイアフライの病院から連れ出したことをエリーは「許せるように努力する」と言っていた。

 

そんなジョエルの気持ちを理解しよういうエリ-の気持ちがアビー殺害を思い留めさせたのかもしれない。なんにせよ、アビーを殺さなくて本当によかった。

 

もちろん、前作同様ハッピーエンドではない。

ディーナはエリーの元を去り、一人ぼっちになったのだから。

エリ-の復讐では多くの無関係の血が流れた。これは因果応報なのかもしれない。辛いけど、この体験を教訓にして、次こそエリーには幸せになってほしいと思った。

 

親になってわかるジョエルのエリーに対する深い愛情

今作も本当に面白かった。エリーの気持ちになったりアビーの気持ちになったり、ジョエルの気持ちも痛いほどわかった。前作と今作で私にも大きな変化があった。親になったことだ。

前作をプレイしたときジョエルがエリーを救ったのことについて、しっかり納得しているかと言うと納得していなかった。最低かもしれないけど、一人の命で救われるなら、それもまた運命では?と思う自分もいたのだ。

 

でも、今ならジョエルの気持ちがわかる。

自分の子供が同じ状況になったら、私は病院にいる人間を皆殺しにしてでも救うと思う。この気持は、親になって初めて共感した。

ジョエルは人間としては間違っていたかもしれないが、親としては間違っていない行動をしていたと思う。

 

エリーの誕生日にとっておきの場所に連れて行ったり最高のプレゼントを用意したり、ジョエルはエリーのことを本当の娘のようにかわいがっている。一方で、エリーを救ったことで大勢の人間が犠牲になっていることも十分にわかっているジョエル。

 

そんなジョエルの気持ちも痛いほどわかるし、エリーの気持ちもわかる。私がエリーでもきっと怒る。自分の命で大勢が救われたならそのほうがいいよ!というのは若ければ若いほど思うのではないだろうか。

 

全員が人間らしくて人間くさい、ゲームとは思えないほどリアリティのある作品だと思った。

 

操作・システム周り・PS4への負荷

さて、ストーリーについては大いに語ったので、システム周り、といってもそこまで多く語れるほどではない。今回、ストーカー?だっけ?なんかしゃがんでも探知できないやつが出てきたことでスニーキングしづらくてあいつがいるところでは正面突破しがちだった。

しかも、あいつに見つかるとすぐ他の奴らも呼ばれてやってくるし、結構手強かったな。力も強いし。

 

あと、WLFがもってる犬。

犬殺したくなくて、リード持ってる人間をサイレンサーついた銃かアーチェリーでやるんだけど、飼い主死ぬと悲しげな鳴き方するの。

じゃあ、殺さないとどうなるかっていうと犬が匂いでこっちを探知してくるというスーパーめんどくさい状態になる。

しかも、犬がみんなもふもふで可愛いのよ。触りたくなるくらいもふもふなの。それが辛かった。

 

グラフィックも死ぬほどきれいなんだけど、それによりPS4のファンが壊れるんじゃないかってくらい回ってて熱暴走しないか不安だった。我が家のPS4はほこりにやられないよう開閉式のテレビ台の中に収納されているんだけど、ラスアス2やるとすぐにそのテレビ台まで熱々になるので、これはヤバいと思ってテレビ台の蓋?ドア?は常に開けてゲームしてた。それでも熱こもるだろうけど・・・。

 

PS5ってデフォルトでSSDなんだっけ?SSDだったら少しはマシなのかな・・・。

 

余談:カメラと視点操作の個性が面白い

カメラと視点操作って個性出ると思っていて、これだけで数人集まれば酒の肴になるのではと思うのだけど(異論は認める)、私は

 

カメラ:左右反転

視点:そのまま(反転にしない)

 

で操作したい派なんですよ。7 days to dieだとこれができなくて、カメラも視点もそのまましかできなかった気がする。最近やってないから間違ってるかも。

 

そうなると慣れるまでテンパりが発生してしまい大量のdieを生んでしまうのだが、ラスアスはここも選べて良き。

 

ただ旦那氏は、カメラも視点も左右上下反転派なので、旦那の後にやるといちいち直さなきゃいけなくてだるい。これもセーブデータに織り込んでおいてほしいよ。

 

でもこれって個々のプレイしてきたゲーム歴にもよるんだろうなと。私はバイオ4から入った人間なので、そこからバイオ操作に調教されてきたけど、旦那はSteamでゲーム買いあさりまくってた人だからなのかな。特に旦那にそれを聞いたことはない。

 

3があるとしたらアビー編かな?

一個気になってるのが、WLFに捕まる直前のアビー・レブ編でファイアフライに無線で連絡するシーンがあり、一部ではファイアフライは活動していると言っていた。そこに向かう矢先でアビーは捕まってしまうのだけど、あれってWLFの罠だったの?あるいは本当にファイアフライは存続してるの?というところが気になった。

 

気になるなら2周目やればいいのかもしれないが、ラスアス2やる時間確保するの大変だし他にもやらなければならないことがあるので、旦那のプレイを見て復讐・・・ではなく復習することとする。