私の記憶力を担保するためのブログ

元々記憶力がいい訳じゃないけど子が生まれて記憶力に不安を覚えるよになったのでいろいろ記録しておく。

イーサンにも黄金の精神宿ってた(バイオ8の感想文かつネタバレ多数)

ハロウィンセールで買ったバイオ8ことバイオハザードヴィレッジ。

やりたいけど息子が物心ついているのでバンバン撃ち殺すゲームはできないなと、6以降バイオシリーズは発売日に購入しており、ヴィレッジも発売日当日にやるために品薄状態のPS5を運でゲットしたにもかかわらず、発売日になってもできず特に今年の前半は呪われているのかな?と思うくらいに色々なつらみが重なってゲームどころじゃなかったのです。

 

私の人生は大体1年の前半が悪くて後半が良いことが多いのですが今年は一際つらみがつらみでした。そういえばPS5購入できたのも去年の秋冬だったな。

 

さて、そんな中でもうまいこと時間を作りバイオ8を夜なべ(徹夜)してクリアしたので今の気持ちのまま感想を綴っておきたいと思います。

ちなみに、息子が寝たあと3時から起きて朝までやるみたいなことやってたので体内時計壊れるかと思いました。

 

さて、今回のバイオハザードは結論から言うと、イーサンはほぼブチャラティだったなと言う感想です。

最初からイーサンは何かに巻き込まれてクリスにもひどい扱い受けるし、ほんと前半は何故にこんなにイーサンが酷い目に?状態。

むしろクリスの顔面が安定しないのでクリス自体BOWなのでは?と思わざるを得ない。今回はちゃんと年取ってたけど前回若返りすぎ。

 

さて、イーサンば指がなくなったり腕を切られても回復薬で治る超人体質なのですが、今回もあまりにかわいそうで・・・。どんなにボロボロになっても娘を救いたい一心で戦うイーサンはバイオシリーズで最も共感できるキャラかも知れないと思いました。

 

今回も大きなテーマとしては家族がありながら、どちらかというと親子愛なのかな。

前回エブリンが欲しがっていた親からの愛、今回は本当に親になったイーサンが必死に愛する娘を取り返すために戦う話でした。

 

世界観的にはバイオ4っぽいのですが、ファンタジー要素で狼とか超能力とか入ってきたのでバイオらしい恐怖感とかは強調されず、「よっしゃーーーー!化け物退治じゃーーーーー!」という気持ちでバシバシ倒していきました。カジュアルだからなのかオートエイムなのでサクサクやれる爽快感あります。が、オートエイムだと近くの爆発物に照準が合わなくてそれがめんどくさいなという感じでした。

あと、自分の向いている方向から一番近い敵に照準が合うので、近くの敵を倒したくても遠くに照準があって攻撃を受けることが結構ありました。

また、バイオ7とうってかわり今回は4のときと同じアタッシュケースシステムなので、弾丸作りすぎて落ちている弾丸拾えなくなるという状況にも何度か陥りました。途中あまりにも拾えずアタッシュケースはバンバン大きいのを買うべきだ!!そう思って50000ユーロ?くらいするアタッシュケースをハイゼンベルク戦前に買ったのですが、その後アタッシュケース不要なくらいボス戦続きだったので完全にタイミングミスりました。

 

そういうところが1周目の楽しいところですよね!!!!!!!

 

まぁなにはともあれ、一個ずつ振り返ろう。

 

ドミトレスク編

今回一番話題になったキャラと言っても過言じゃないドミトレスク婦人。でかいし、洋館は広いし地下は暗いしで今回の話で一番恐怖ポイントがあった気がする。あと、ドミトレスク編が話としては一番長く感じた。敵キャラもドミトレスクとその娘3人がいて全員倒さなきゃだし、娘3人倒したらドミトレスクが追っかけてくる追いかけっこシステムが発動するしで割と面倒だったな。特に前半は強い武器もないのでハンドガンで切り抜けるのが結構大変。ショットガンを温存しながら、基本はハンドガンで倒すというところは一番楽しいところかもしれない。ドミトレスク婦人が部屋で電話しているところを覗いたり、婦人愛用の口紅を入手したり、婦人の風呂場に侵入したりとイーサンは変態行為を繰り返していたのだけど、そういうことから、婦人の人となりがわかることも多かったから印象が強く残っているのかもしれない。ワインを作っている一族?でその中に人間の血を入れて旨味を出すみたいなところがホラーっぽくてよかったです。地下に拷問部屋みたいなところがあって結構ホラーを楽しめた。ホステル見てガチの拷問とかガチのグロが苦手になった私だけど、これくらいは許容範囲内。使用人の手紙?メモが恐怖を演出していた、でも、かゆうまやメーデーさんを超えるほどのゾクゾク感はなかったかな。個人的には、メーデーさんが一番ドキドキしましたね。リベレーションシリーズ全部名作だから早く3出してほしい。

そういえば、玉を転がすピタゴラスイッチみたいなやつ、ここだけやったんだけど全くクリアできなかった。2周目はそこもじっくりやりたい。1周目はストーリー優先。

 

ドナ編

今回の話の中で一番印象が薄い気がする。ちゃんと情報見つけられていなかったのかドナに関する情報って落ちてなかったからかな。謎解きが多かった印象。

途中、武器全部取られてでかい赤ちゃんに追いかけられたけど、なんとなく部屋の形状を見てかくれんぼタイムが始まるんだなと理解したのでうまく立ち回れました。

自分がかくれんぼするパターンはバイオに限らず他のホラーゲーでもあるんだけど、最後人形を探せというやつが謎だった。あとミアが何かを言っている録音が流れていて、「ミアまた隠し事して・・・イーサンいい人過ぎてだめだよ!ミアと離婚したほうがいいよ!!!!」という気持ちになったけどあの録音が本物だったとして、あそこで隠し事があるふうだったのはイーサンのことを言っていたのかなと今ならわかる。ごめんよミア。君はいい子だった。

そういえば、ドナ編はボス戦が一切ないところも印象が薄い要因だな。

モロー編

振り返ってみても、なんだったのか?という気持ちになるのがモロー編。口から緑色のネバネバしたものをだしていたのが、昔ごっつええ感じでやっていた「産ませてーーー!」を彷彿させた。モローは病院の先生だったのかな?で、人体実験してました的な紙が出てきてた。始終ママ、ママーーーーー!と言っているマザコン魚人で、怖さとかもなく、淡々とやることをやっていた感じ。4貴族の中で一番作業だった。でも今回一番殺されたのはモローだった。水の上を渡ろうとして食べられるみたいなことを3回繰り返し、これどうしたら死なないんだろう?と渡る前に考えていたらモローが通り過ぎていき、なんだこいつが来ないタイミングを見計らうってこと!?!?と思ったものの、そのあと時間で落ちる橋みたいなやつで渡りきれずに落ちる→食われるを5回以上くり返しました。結局めちゃくちゃ急いで渡るみたいな脳を使わないやり方でクリアしたんだけど正解はなんだったん??ボタン式だったら遠くから撃つとかもあるのかな?と思ったけどレバーだったから違うよね。めちゃくちゃ急いで渡るが正解だったのだろうか。

 

ハイゼンベルク編

ミランダから自由になりたかった人という印象で、ちょっとかわいそうだなと思った。海外ドラマだったら確実に、敵だったのに仲間になり裏切ったと見せかけて実は味方で主人公の代わりに死ぬみたいなそういうタイプだと思う。仲間になることをイーサンに打診するがあっさり断られ、めちゃくちゃキレてきて地下に落とされ、やっとのことで這い上がってきたらまた地下に落とされクリスと再開、謎の乗り物で倒すという話でした。後のミランダの手記?により彼は一番成功に近い実験体らしいのだけれど、自我がはっきりしておりミランダの好きにさせてくれないところが、欠点だったのかなぁ。モローのようなサイコパスではなく、ミランダを倒すためにせっせと兵器を作っていた模様。そんなハイゼンベルク工場は、やられたら一発即死の敵キャラが多くてバイオ4で何度も殺されたチェンソーくんを彷彿させました。頭にプロペラがついたプロペラくんには一度やられたのですが(初見殺し)、それ以外は華麗に回避。あれ、倒せたのかな・・・?手にドリルがついたドリルくんも倒せないものかと思いきや倒せたのでプロペラくんも倒せたのかもしれません。次やる時は爆弾がんがん投げて倒してみたいです。

そういえば、バイオ5で出てきたマジニっぽいやつもいましたね。ハイゼンベルク工場じゃないけど…。めちゃくちゃ狭いところで金棒をガンガン振り回していたのですが早期にグレネードゲットしていたので難なく倒せました。そういえば今回はロケラン出てこなかったな。私が入手できなかっただけか・・・?

 

ミランダ編

ミランダは100年前に死んだ自分の子を蘇らせるために菌の記憶とやらを移すための器を探していた模様です。ミランダの子は100年前のスペイン風邪で死んでしまい、そのことにショックを受けたミランダが自殺する場所を探して森をさまよっているときに菌の原種に出会い、マザーミランダになったようです。

そう考えるとミランダもちょっとかわいそうだなと思う気持ちもでてきます。。子を失った母の気持ちは計り知れません。とくにそれが流行り病だったのだから「なんでうちの子が?」と思うことでしょう。だったらエブリンとミランダが出逢えばよかったのにーとか思うじゃないですか。実はエブリンもミランダが作ったもので、結局は自分の子の器にはなりえないと拒否した模様。知らない大人は自分の子にするのに菌でできたエブリンがだめだなんて・・・差別だ!!!親の愛を欲するエブリン、自分の最愛の子をもう一度抱きたいミランダ。7と8は親子の愛が交わるようで交わらないところが興味深いと思いました。

さて、ここでついにイーサンの秘密が明かされます。なんとイーサンはファミパンで死んでいたのです。なのですが菌の力で蘇り、バイオ7ではミアを、バイオ8ではローズ(娘)を救うために必死に頑張っていたんです。もはやブチャラティやん!!!!!!黄金の精神宿ってるやん!!!!!!!

なのですが、なぜか菌パワーが切れて死んでしまう的な流れになり結局クリスの爆破装置を引き受けてどうなったのやら??みたいな状態に。DLCでその話でそうだなと思いつつ、それについてはカプコンからの発表を待つことにしましょう。

興味深いのはシリーズ1から登場しているスペンサーがミランダとつながっていたことですね。んでもってアンブレラマークはミランダのいる場所にある紋章が始祖らしいという話も面白かったです。こういう謎の伏線大好き。あと、BSAAがBOWの兵士よこしたという話を見て次回作は久々にクリスが主役かなーと期待。クリスが最後に主役やっていたのはバイオ5?リベレーションズ1?バイオ6はクリスが主役とは言いづらいからノーカンで。寧ろバイオ6はノーカンで。

さて、ミランダ戦は正直「え?終わり??」という気持ちになりました。なんならファミパンおじさん第二形態のほうが強かったよ???やっぱり原種より進化した菌のほうが強いのかな?

まぁ、これはミランダに限らず今作はボス戦が割とあっさりしていました。とはいえカジュアルで始めているからでかい口叩くのもあれですが・・・。バイオ7は初回カジュアルでも結構死んだ気がするので、そういう意味ではバイオ8は少し敷居を下げたのかもしれません。

エンディング

ローズがでかくなりすぎていて「!?!?!?!?!?」となりました。最後のシーンも謎だし、あのローズ16歳とかだよね??そしたらクリス還暦前なのでは?という気持ちになりました。菌だから成長が早い説とかもあるけど、実際どうなんだろう?あと黒服の悪ノリがすぎるので、あの人はクビで良いです。

最後車が止まったところでイーサンがいるとか?いろんな話がありつつも情報量が多すぎてついていけないエンディングでした。あるいはエンディング複数あるとか?

 

全体通して

ホラー要素もあり(ドミトレスク編・ドナ編)、サバイバル要素もあり(モロー編・ハイゼンベルク編)、良いバランスでした。戦闘システムもバイオ5以降そんなに変わらずシリーズ通してやっている身としては何も問題ありませんでした。

ただ一つ、PS5の「○」「☓」の入力ルール変更以外は、な・・・。

PS5から○→キャンセル、☓→決定になったため、その操作ミスを何度したことか。そういえばラスアス2もそれの操作なれるまで時間かかったな・・・。ラスアスはクリアに30時間くらいかかっており、恐らく10時間くらいで操作になれてくるのですがヴィレッジは物語をそこそこ楽しんで10時間くらいでクリアできるので、ちょうどなれた頃合いを見計らってクリアしてしまうという。でも10時間でクリアできるコンパクトさは時間のない私にとっては嬉しい話です。

どうせ2周目もやるしね・・・。

体に染み付いた○→決定 ☓→キャンセルの操作はなかなかとれそうにない。そのうち、その操作方法に慣れてないことでBBA扱いされるのだろうか…

 

物語としてはラスアス2ほどの重厚さはないものの(むしろあの話重すぎてしばらく再起不能になる)、バイオシリーズが好きな一ファンとしては非常に楽しめました。

今回はイーサンがすでに死んでいるという驚きやスペンサーとマザーミランダの関係性、アンブレラマークの秘密、クリスとBSAAの関係性など今後の展開に期待が膨らむ内容も多くて早く9でないかなーという気持ちでいっぱいです。

驚きで言えばリベレーションズ1では交互に進む話が実は同じ時間軸じゃない、ということにめちゃくちゃ驚いたなぁ…。

1〜2年のスパンでこんなに面白いゲームを出してくれるカプコンはホントにすごい!!

というわけで、イーサン編のDLC 、そしてリベレーションズ3を期待して今日はこの辺にしておきます。

 

個人的にはですね、The Baker Incident Reportとか設定資料を読んだ感想とかも語りたいのですが…それはまた次回!!